ボーイング、最大200席の737MAX200のローンチを決定…ライアンエアーから受注で

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ボーイング、ライアンエアーから受注して737MAX200のローンチを決定
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ボーイングは、ライアンエアーから100機の発注コミットメントを受け、737MAX新シリーズのローンチを決定した。

新たに737MAXファミリーに加わるのは、737MAX8をベースとした「737MAX200」で、座席数を最大200席まで増加することが可能。現時点で最高の運航効率の単通路機と比較して座席当たりの燃料効率性が20%向上する。

リストプライスで総額110億ドルとなる今回の発注コミットメントに加え、ライアンエアーはさらに100機の737MAX200の購入オプション権も獲得した。

ライアンエアーは、今回の発注コミットメントにより保有機数を現在の300機超から2024年までに520機とし、パイロットなどの乗務員や整備士など、約3000人を雇用する。また、年間の輸送客数を昨年の約8200万人から2024年までには1億5000万人以上に拡大する計画。

LCC(格安航空会社)市場は急速に拡張しており、ボーイングの737MAX200は、LCC市場ニーズに応えるために開発を決定した。LCC市場は、2033年までには単通路機市場の35%を占めると予測、中心は160席クラスとなるが、737MAX200は、座席数を最大11席増加して航空会社に収益向上機会を提供、運航コストも737MAX8比で最大5%削減する。

737MAX200は、737MAX8の機体をベースに、胴体中部に乗降ドアを取り付けることで座席数を最大200席まで増やす。胴体サイズはA320neoよりも2.2メートル長く、客室内はより広くなる。運航会社は単通路機の標準である160席として広々とした客室仕様、最多座席数となる200席の仕様など、ニーズに応じて選択できる。

737MAXの客室仕様はボーイング・スカイ・インテリアを採用しており、ライアンエアーの737MAX200もこの仕様となる。ボーイング・スカイ・インテリアは、独創的な設計の壁や窓、開放感のあるLED照明、大型化した手荷物収納棚などが特徴。

737MAXファミリーの受注数は現在、46社から2239機。

ライアンエアーは、アイルランドに本社を置き、300機を超える737-800型機を使用して69の空港から30カ国186都市向けに毎日1600便以上を運航している。737型機の初受領は1994年で、現在ではヨーロッパ最大のボーイング機運航会社となっている。
《レスポンス編集部》

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