サウジアラビアのイスラム開発銀行傘下のイスラム民間開発公社が発表したリポートによると、イスラム金融の発展においてマレーシアは世界のトップに躍り出た。ニュー・ストレーツ・タイムズが伝えた。
調査では92カ国のイスラム金融の発展に関して「定量的な開発」「知識」「ガバナンス」「企業の社会的責任」「認知度」の5点に関して国をランク付けした。
イスラム開発銀行とトムソン・ロイターが発表したリポートで、マレーシアは知識と定量的な開発部門で世界第1位、ガバナンスと認知度の面では第2位となった。対してマレーシアの弱点は社会的責任で、世界第8位であった。ビジネス・ガバナンス部門ではバーレーンがトップとなり、オマーンも高評価を得た。