米国の自動車最大手、GMは9月4日、中国における8月の新車販売の結果を公表した。総販売台数は、8月の記録を更新する28万0178台。前年同月比は14%増と、前年実績超えを保つ。
GMの中国合弁(乗用車)には、上海GMとSAIC‐GMウーリン(上海通用五菱汽車)の2社がある。8月実績は、上海GMが前年同月比6%増の12万9547台。SAIC‐GMウーリンは、24.1%増の14万8555台と、両社ともに好調。
ブランド別では、ビュイックブランドが、7万0082台を販売。前年同月比は3.4%増と、引き続き前年実績を上回る。主力セダンの『エクセル』が、2万1856台と牽引。『エクセルXT』と『エクセルGT』も、合計で1万7005台を売り上げる。
シボレーブランドは、前年同月比6.8%増の5万3437台と、6か月連続で増加。小型セダンの『クルーズ』が、1万7337台を売り上げ、最量販車に。コンパクトカーの『セイル』シリーズが、1万4169台でこれに続く。中型セダンの『マリブ』は、24.8%増の1万0326台。
キャデラックブランドは、6028台を販売。前年同月比は37.1%増と、引き続き大きく伸びた。新型セダンの『XTS』が、33.1%増の2700台を販売。『SRX』は、1912台を売り上げた。
2014年1-8月のGMの中国新車販売は、前年同期比11.1%増の226万1194台と過去最高。GMは2013年、中国で316万0377台を販売。前年比は11.4%増と、2桁の伸びを達成している。