マレーシア航空再建計画を発表、60億リンギ注入&6千人削減…国営投資会社

国営投資会社カザナ・ナショナルは8月29日、傘下のマレーシア航空(MAS)の再建計画を発表した。運航オペレーションに影響が出ないように進める。

エマージング・マーケット 東南アジア
国営投資会社カザナ・ナショナルは8月29日、傘下のマレーシア航空(MAS)の再建計画を発表した。運航オペレーションに影響が出ないように進める。

計画内容は上場廃止、60億リンギの資本注入、6,000人の人員削減、路線見直し、本部移転など全12項目に渡っており、3年後の2017年の黒字回復を目指す。ただ個々の具体的内容はあきらかにされておらず、MASの名前もそのまま維持されることになっており、計画通りに実施できるかどうかが注目される。アハマド・ジャウハリ最高経営責任者(CEO)は辞意を表明しており、近く退任する見通し。ただ改革の旗振り役となる後任CEOについては、まだ人選を進めている段階だという。

すでに69.37%の株式を取得しているカザナが残余株を買収。国有化して上場を一旦廃止する。2015年7月1日付けで新会社を発足させ、3~5年後をめどに再上場する。カザナは60億リンギを注入し、残余株の買取費用やリストラ経費、現在290%に達している純負債比率を120%まで圧縮させる。
伊藤 祐介

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