アイシン精機は、車載用組み込みシステムなどを開発するヴィッツに資本参加したと発表した。
ヴィッツが実施する第三者割当増資をアイシンが引き受け、ヴィッツ株式の10.7%を取得した。
急速な自動車の電子化に伴って、制御の複雑化やソフトウェアの大規模化が年々進む中、電気電子システムの機能安全設計とソフトウェアのセキュリティ対策の重要性が増している。
こうした状況下、アイシンはシステム・メカ・ソフトウェア一体での商品企画・開発を加速し、機能安全設計の体制強化と開発効率の向上を図るため、ヴィッツの第三者割当増資を引き受ける。
第三者割当増資で調達した資金により、ヴィッツは経営基盤の強化を図るとともに、両社は人材交流や研究開発プロジェクトを通じて、最先端の技術開発に取り組んでいく。