三井造船、エクソンモービル・ケミカルからエチレンプラント用分解炉を受注

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三井造船は、フランスのハーティ・ペトロケムとコンソーシアムを組み、エクソンモービル・ケミカル向けの、エチレンプラント用分解炉を受注したと発表した。テキサス州ベイタウンに建設する。

今回受注したエチレンプラント用分解炉は、エクソンモービルがテキサス州ベイタウンと、モントベルビューで計画しているシェールガス由来石油化学プラント設備増強プロジェクトの上流設備にあたるもの。分解炉で年間150万トンのエチレンを製造し、下流設備へと供給される。

三井造船とハーティ・ペトロケムは、2012年にも共同でエクソンモービル・アジア・パシフィック向けに、世界最大規模のエチレンプラント用の分解炉を納入した実績を持つ。この際には、モジュール工法が用いられた。

また、三井造船は、エクソンモービルのプラント建設を長年にわたり多数手がけており、これまでの実績が高く評価されたため今回の受注に至った。

今回、三井造船、ハーティ・ペトロケムともに双方の米国子会社を活用してプロジェクトに従事し、2017年に納入する予定。

《レスポンス編集部》

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