米国で始まった難病・筋委縮性側索硬化症(ALS)研究支援のためにバケツの氷水をかぶる「アイス・バケツ・チャレンジ」がマレーシアでも広まりつつある。
一方、過度のイベント化や次のチャレンジャー指名が強制的である点などへの批判の声も上がっている。
チャレンジに指名された者はバケツの氷水をかぶるか100米ドルの寄付、もしくは両方を行う。さらに別の3人を指名する。これらの様子は動画で撮影してソーシャルネット(SNS)で公開する。
マレーシアでは25日時点でカイリー・ジャマルディン青年スポーツ相、ナズリ・アジズ観光相、リム・グアンエン ペナン州首相といった政治家、人気歌手などが指名を受け、氷水をかぶった。ナジブ・ラザク首相やらも指名を受けているが、実施するかどうか態度を明らかにしていない。
本家の米国でも急拡大に対する懸念の声が挙がっており、国務省や下院、国防総省が議員や公務員、軍人に対して参加しないように通達を出している。