止まらない危険ドラッグ事故…トラック運転で対向車につっこむ

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7月下旬に佐賀県佐賀市内の国道264号で発生したトラックと乗用車の衝突事故について、佐賀県警は19日、トラックを無免許運転したとして逮捕されていた21歳の男を薬事法違反容疑で再逮捕した。トラックの車内に禁止薬物を含む危険ドラッグを隠していたという。

佐賀県警・佐賀署によると、再逮捕された男は2014年7月28日の午後3時50分ごろ、佐賀市神野東付近の国道264号で中型トラックを運転中に対向車線側へ逸脱。対向車2台と次々に衝突する事故を起こし、3人に軽傷を負わせたが、この事故を起こす前に危険ドラッグ(脱法ハーブ)を吸引した疑いがもたれている。

男は聴取の際に「運転前にハーブを吸った。トラックの中に置いてある」と供述。同署が押収していたトラックの車内を調べたところ、事故から2日後の7月30日午前に供述通り発見。成分を分析したところ、禁止薬物であることが判明した。

このため警察は男を薬事法違反(指定薬物所持)容疑で再逮捕。男を厳しく追及し、入手ルートや使用状況についての解明も急ぐ方針だ。

《石田真一》

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