先日、ムンバイからブリュッセルに向けて飛行中のジェットエアウェイズの旅客機が、トルコのアンカラ上空で5000フィート(約1524メートル)急降下したとタイムズオブインディアが報じた。
使用機材はボーイング『777』。運行中に機長は、規則に従った休憩の中で睡眠をとっていたが、航空管理局は副機長も同時に居眠りをしていなかったか調査を行っている。
副機長はタブレットを操作していたため、機体の高度が下がっていることに気付かなかったと主張している。
この急降下は、アンカラの管制塔から、同旅客機がなぜ規定の高度3万4000フィートを保っていないのかと緊急コールを受けたことで明らかになった。
アンカラ上空は現在、各航空会社がイラクとウクライナ上空を避けて飛行することから非常に混雑しており、副機長が直ちに機長を起こし高度を修正したことで大事には至らなかった。