逆走で6台衝突の男、強盗事件に関与か

自動車 社会 社会

13日午前10時30分ごろ、愛知県小牧市内の名古屋高速道路で、出口車線を乗用車がバックで逆走し、後ろから進行してきた車両6台と次々に衝突する事故が起きた。クルマは名古屋市内で発生した強盗事件容疑者が乗っていたとみられ、後に逮捕されている。

愛知県警・高速隊によると、現場は小牧市大字村中字松原付近。乗用車は名古屋高速の小牧北出口から国道41号へ進出しようとしていたが停止。バックで逆走し、後ろから進行してきた車両6台と次々に衝突。そのまま小牧インターチェンジ(IC)のランプウェイまで戻り、東名高速道路に入って逃走した。人的な被害は無かった。

乗用車は春日井ICで東名高速を下りて、国道19号に入ったところで事故を起こして停止。運転していた江南市内に在住する43歳の男は車両を放置して逃走しようとしたが、駆けつけた警官が窃盗容疑で逮捕。途中で降車していた59歳の男は小牧市内の民家敷地内に潜伏しているところを発見され、建造物侵入の現行犯で逮捕されている。

小牧市内で発生した事故の約50分前に、名古屋市名東区内の民家で強盗事件が発生しており、その際に事故を起こしたクルマと似た特徴の車両が目撃されていた。逆走が発生した名古屋高速の出口近くの交差点では、この事件発生の一報を受けて警戒中のパトカーが停車していたという。

警察では2人が強盗事件を起こし、逃走する途中で事故を起こした可能性が高いとみて、2人を厳しく追及。関連について調べを進める方針だ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

教えて!はじめてEV