「何か乗り上げた気がする」トラック運転手ひき逃げで逮捕

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9日午前3時30分ごろ、群馬県高崎市内の国道254号で、徒歩で道路を横断していたとみられる56歳の男性がひき逃げされる事件が起きた。男性は収容先の病院で死亡。警察は後に甘楽町内に在住する55歳の男を逮捕している。

群馬県警・高崎署によると、現場は高崎市吉井町下長根付近で片側1車線の直線区間。近くには横断歩道と信号機の設置された交差点がある。56歳の男性は徒歩で道路を横断していたところ、交差進行してきた車両にはねられた。

通行人が路上で血を流して倒れている男性を発見して通報。男性は近くの病院へ収容されたが、全身強打が原因でまもなく死亡した。警察では着衣などの痕跡から、男性がトラックにひき逃げされたものと判断。死亡ひき逃げ事件として捜査を開始した。

目撃証言などから甘楽町内に在住する55歳の男が関与したと判断。男が運転していたトラックの前部には衝突痕が確認できたことから、自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

聴取に対して男は「何かに乗り上げたような気はしていた」などと供述しており、警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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