鬼怒川ゴム工業が発表した2014年4-6月期の連結決算は、営業利益が前年同期比14.3%減の13億3200万円と減益となった。
売上高は同1.4%増の176億8200万円と小幅な増収となった。日本、アジアで主要納入先である日産自動車から受注が減少したものの、米州がメキシコ拠点の操業度が上昇した効果などで全体を押し上げた。
日本やタイでの生産減少や前期に計上していた為替差益がなくなったことなどから、経常利益は同33.4%減の12億5700万円と大幅減益となった。純利益は同41.1%減の6億9400万円だった。
通期業績見通しは前回予想を据え置いた。