アストンマーティン ヴァンキッシュに2015年型…6.0 V12は576psへパワーアップ

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アストンマーティン ヴァンキッシュの2015年型
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英国の高級スポーツカーメーカー、アストンマーティンは8月6日、『ヴァンキッシュ』の2015年モデルを欧州で発表した。

ヴァンキッシュは2012年6月、『DBS』の後継車として誕生。今回、デビューから2年が経過して、初の本格改良を受けた2015年モデルが登場している。

2015年モデルでは、自然吸気6.0リットルV型12気筒ガソリンエンジンの排気系の抵抗を低減。これにより、最大出力は573psから576psへ、3ps向上。最大トルクも63.2kgmから64.2kgmへ、1kgm引き上げられた。ボッシュ製の最新エンジンマネージメントシステムも導入。

さらに、トランスミッションには、ZFと共同開発した「タッチトロニック3」を新採用。この8速ATは、従来の6速AT比で、小型化と3%の軽量化を達成。シフトチェンジの時間短縮も図られた。

エンジンのパワーアップと8速AT採用により、2015年モデルのヴァンキッシュは、パフォーマンスを向上。0-96km/h加速は4.1秒から3.6秒へ、0.5秒短縮。最高速は295km/hから322km/h以上へと、引き上げられている。

《森脇稔》

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