3日午後5時5分ごろ、愛知県名古屋市中区内の市道を走行中の軽乗用車が路外に逸脱。道路左側の歩道に乗り上げる事故が起きた。運転していた23歳の男は危険ドラッグを使用していたとみられ、翌4日に道路交通法違反容疑で逮捕されている。
愛知県警・中署によると、現場は名古屋市中区大須2丁目付近。軽乗用車を交差点を進行中に路外へ逸脱。道路左側の歩道に乗り上げ、車両進入防止用のポールに衝突した。
運転していた守山区内に在住する23歳の男は意識が朦朧とした状態。車内からは植物片の入った袋が発見されており、警察では男が危険ドラッグ(脱法ハーブ)を使用したと判断。意識が回復した翌4日に道路交通法違反(過労運転禁止)容疑で逮捕している。
聴取に対して男は「クルマの中でハーブを吸った」などと供述しており、警察は入手ルートの解明や成分の分析を進めるとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。