今年1-5月のマレーシアと中国の二国間貿易高が836億リンギとなり、同期間の総貿易高、5972億リンギの14%を占めたことが明らかになった。
二国間貿易に貢献したのは電気・電子(E&E)製品や石油製品、化学、機械などとなった。在中国マレーシア大使館が4日、北京で開催されたマレーシアでのビジネス機会推進セミナーにおいて明らかにした。
マレーシア政府は、ハラル(イスラム教の戒律に準拠した)産業、ハイテク産業、知識ベース、資本集約産業への中国企業によるマレーシアでの投資を推進する方針だ。
マレーシア投資開発庁(MIDA)によると、今年6月の時点でマレーシアの製造業やサービス業への中国企業による投資額は40億リンギに達した。5年前にはわずか3億リンギだったが、大きく成長しているという。