欧州航空大手の独ルフトハンザグループは、14年1-6月期(上半期)の決算と輸送実績を発表した。
営業収益は同2.1%減の141億6600万ユーロ。営業利益は前年同期比56.2%増の1億1400万ユーロ。利益の増加を後押ししたのは、コスト構造の改善と減価償却費の減少としている。また、4-6月期の営業利益は同16.9%減の3億5900万ユーロ。価格競争、ボリバル(ベネズエラの通貨)の下落、パイロットのストライキが要因。
旅客数は前年同期比0.8%増の4988万3000人。ロードファクターは78.1%で前年同期と変わらず。航空機発着回数は同2.2%減の49万1389回。貨物量は同3.1%減の93万2000トン。なお、4-6月期も航空機発着回数と貨物量は引き続きマイナスとなっている。