日野自動車は7月29日、『ブルーリボンII』の排気管に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、『ブルーリボンII』1車種で、2010年8月23日~2013年10月29日に製造された計1028台。
路線バスにおいて、排気管溶接部の強度が不足しているため、エンジン回転により排気管が共振して過大な応力が発生し、溶接部に亀裂が生じることがある。そのため、そのまま使用を続けると亀裂が進行し、最悪の場合、排気ガスが漏れるおそれがある。
全車両、排気管および関連部品を対策品に交換する。
不具合は4件発生、事故は起きていない。市場からの情報により発見した。