危険ドラッグ使用、前走車5台に次々と衝突

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24日午後8時50分ごろ、大阪府大阪市東淀川区内の府道で乗用車が暴走し、前走車5台に次々と衝突する事故が起きた。この事故で3人が軽傷。暴走したクルマの車内からは植物片が発見され、警察は26歳の男を道路交通法違反の現行犯で逮捕している。

大阪府警・東淀川署によると、現場は大阪市東淀川区東淡路1丁目付近で片側2車線の緩やかなカーブ。乗用車は前走していた原付バイク1台と衝突。蛇行しながらさらに走行を続けて、クルマ4台へ接触した後に対向車線側へ逸脱。道路右側の街路灯柱などに衝突した。

クルマを運転していた摂津市内に在住する26歳の男は意識が朦朧とした状態。有効な免許を所持していなかったことから、道交法違反(無免許運転)の現行犯で逮捕した。車内からは危険ドラッグ(脱法ハーブ)とみられる植物片が発見されており、押収して成分鑑定を進めている。

聴取に対して男は「信号待ちの間にハーブを吸ったら意識が飛んだ」と供述しているようだ。警察では薬物の入手ルート特定を急ぐとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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