ドイツの高級車メーカー、メルセデスベンツは7月22日、中国上海市に、新たなトレーニングセンターを開業した。
メルセデスベンツのトレーニングセンターは、主に販売店の従業員が研修で利用する施設。中国国内では、北京や広州などに続いて、5番目のトレーニングセンターとなり、メルセデスベンツ乗用車のトレーニングセンターとしては、世界最大規模となる。
上海市のトレーニングセンターは、総面積が1万1250平方m。販売店の従業員が、リアルワールドで営業やサービスに関する知識を取得できる機会を提供していく。
トレーニングセンターでは、豊富なプログラムを用意。このプログラムは、メルセデスベンツが全世界統一の基準として導入しているもの。中国市場ならではの顧客のニーズも反映される。
ダイムラーのHubertus Troska中国担当取締役は、「上海市のトレーニングセンターは、中国の顧客に対するコミットメントを示すもの。中国自動車産業における営業とサービスの品質を引き上げる目標の表れでもある」とコメントした。