【PCCJ 第7戦】ウェットコンディションの中、元嶋佑弥が今季2勝目

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ポルシェ カレラカップ ジャパン 2014 第7戦ミシュランチャレンジ
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ポルシェ カレラカップ ジャパン 2014 第7戦ミシュランチャレンジ決勝レースが、前日の第6戦に引き続き、スポーツランド菅生にて7月20日に開催され、#78近藤翼が今季初優勝を飾った。

天気は前日と変わらず雨。全車がレインタイヤを装着してスターティンググリッドに並んだ。グリッドは公式予選のセカンドタイム順となり、#11 山野直也を先頭に#78 近藤翼、#14 元嶋佑弥、#12 小河諒と続く。その後方には#7 星野敏、#9 武井真司とジェントルマンクラスの2名が並ぶ。そして午前10時33分、全15周のレースがスタンディングスタートにより始まった。

#11 山野は完璧なスタートを決めたが、前日第6戦の勝者#78 近藤はホイールスピンで出遅れ、#14 元嶋が1コーナーまでに#78 近藤をかわし2番手に浮上。その#78 近藤を#12 小河が追う展開となった。

#14 元嶋は、前を走る#11 山野を激しくプッシュ。僅差のバトルがしばらく続いたが、#14 元嶋は5周目の1コーナーで#11 山野のアウト側に並びそのまま2コーナーを通過。そして3コーナーでついに抜き去り#14 元嶋がトップに立った。

2番手に順位を落とした#11 山野は、相変わらずウェットながら少しずつ乾きはじめた路面にマシンのセッティングが合わず苦戦。さらに、体調が優れず非常に辛い状況での走行となる。その#11 山野に3番手#78 近藤がじわじわと迫り、テールトゥノーズのバトルが始まった。気合いで何とか2番手を守り続けた#11 山野だが、10周目の1コーナーで#78 近藤が真横に並び、3コーナーで逆転された。

一時は2番手に2秒以上の差を築き余裕で首位を走行していた#14 元嶋だが、終盤タイヤが限界に達しペースダウン。フレッシュタイヤでスタートし、タイヤをいたわって走っていた#78 近藤が一気に差を縮めファイナルラップは2台の接近戦となった。最後の最後までどうなるかわからない、緊迫した状態で2台は最終コーナーを駆け抜け、#14 元嶋が0秒287の僅差で#78 近藤を抑えてチェッカー。富士スピードウェイでの第3戦モービル1チャレンジ以来となる優勝を飾った。

《纐纈敏也@DAYS》

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