ジャパンマリン、次世代省エネ型バルクキャリア「フロンティア・ヒーロー」命名・引渡し

船舶 企業動向
FRONTIER HERO
  • FRONTIER HERO

ジャパン マリンユナイテッドは7月14日、津事業所にて建造していたMG SHIPPING S.A(エムジー・シッピング・エスエー)向けの次世代省エネ型バルクキャリア「フロンティア・ヒーロー」を引き渡した。

本船は、種々の省エネ対策を講じて、燃料消費量を劇的に下げることにより、温室効果ガス(GHG)低減に成功した、次世代省エネ船「Gシリーズ」のパナマックスバルクキャリアだ。

本船は、省エネ附加物の他に、低風圧型居住区や波浪抵抗増加を減少するLEADGE BOW(レッジバウ)、低摩擦抵抗塗料を採用している。GHG削減に加え、燃料油タンク保護規則、NOx排出規則「Tier II」に適合し、さらに環境に配慮した船型となっている。

本船の概要は、全長229.00m×幅32.26m×深さ20.00m×喫水14.475m、載貨重量は8万1043トン、総トン数は4万3291トン、主機関はMAN B&W 6S60ME-C7.1、航海速力は14.50ノット、定員は25名、船級はNK、船籍はパナマ。

《山内 博》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース