ドイツの高級スポーツカーメーカー、ポルシェの子会社、ポルシェ・エンジニアリングは7月14日、中国上海市の同済大学と包括的に協力することで合意した、と発表した。
ポルシェ・エンジニアリングは、ポルシェの研究開発の拠点であるドイツ・バイザッハに本社を置く。自動車メーカーに対して広く、エンジニアリングに関する優れたサービスを提供している。
すでにポルシェ・エンジニアリングと同済大学は、長期に渡って協力関係を築いてきた。今回の同済大学との合意では、この協力関係を、研究、エンジニアリング、教育の分野にも拡大することで合意。
その目的は、中国の顧客が望む、さらに柔軟性に富み、効率的なサービスを提供すること。また、同済大学の優秀な学生との交流を、さらに促進すること。
ポルシェのWolfgang Hatz研究開発担当取締役は、「今回の合意は、中国におけるポルシェのエンジニアリングサービスのコミットメントを強固にすると同時に、同済大学との協力関係を拡大するもの」と述べている。