ドイツの高級車メーカー、アウディは7月4日、中国(香港を含む)における2014年上半期(1-6月)の新車販売結果を明らかにした。総販売台数は、過去最高の26万8666台。前年同期比は17.8%増と、大きく伸びた。
販売の主力は、中国吉林省のフォルクスワーゲングループの長春工場で現地生産される『A6L』、『A4L』、『Q5』、『Q3』の4車種。この4車種で2014年上半期、22万4666台を販売した。前年同期比は21%増。なおA6LとA4Lは、中国専用のロングホイールベース仕様。
Q5は5万2216台を販売。Q3も3万5140台を売り上げた。アウディによると、Q5とQ3が上半期、中国のプレミアムSUV市場において、ベストセラー車の地位を占めたという。
また、ドイツなどからの輸入車では、『Q7』が前年同期比47%増の1万0743台。『A8L』も、36%増の1万0951台と売れた。
アウディは2013年、中国で前年比21.2%増の49万2000台を販売。同社のルカ・ディ・メオ営業担当取締役は、「2014年は中国で、年間50万台以上を販売できるだろう」とコメントしている。