【BMW 428i グランクーペ ラグジュアリー 試乗】2ドアクーペ同様の軽快な走り…島崎七生人

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BMW428iグランクーペ ラグジュアリー
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『4シリーズ』と『3シリーズ』で各3タイプ、計6モデル。その6番目のバリエーションとして登場した4シリーズ グランクーペ。

予備知識がないと「3にグランツーリスモがあるのに?」と思うが、ホイールベースはクーペと同じ2810mmで、グランツーリスモの2920mmよりグッと短い。

Aピラー以前がクーペと共通というスタイルは全高が1400mmを切り、今どきの4ドアとしては低め。この低さが2ドアクーぺ同様、サッシュレス構造のサイドウインドのタンブル(絞り)を強調する。ハッチゲートを採用するも、リヤ回りに明確なノッチを残し、なるほど『6シリーズ』グランクーペの弟分的にも見える。

インテリアはセダン(3シリーズ)とはひと味違う包まれ感。とくに後席は、足元はゆったりさせつつ、低めの天井やシート肩口のラウンドした形状などでリラックスした着座姿勢が保持される。トランクは昔のジャガー『XJ』サルーンのように、上から見下ろすような広大な開口部とスペースが特徴だ。

2リットルの4気筒ツインパワーターボ(245ps/35.7kg-m)は、力強く軽快でスポーティ。切り替え可能な走行モード次第で、なめらかにも活発にも走れる。乗り味はしなやか。1630kgの車重で、山道で積極的なドライビングを楽しむこともできる。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★★

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト
1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。 便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

《島崎七生人》

島崎七生人

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

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