国土交通省・自動車局環境政策課は27日、「地域交通グリーン化事業」の対象案件を決定し、電気バス・電気タクシー・電気トラックを活用した9事業が支援対象に選定された。
国土交通省では、電気バス・電気タクシー・電気トラック等を活用した、自動車運送事業者等を重点的に支援する「地域交通グリーン化事業」を実施している。
本年4月7日から5月9日まで、本事業の支援対象となる案件の公募を行っており、このたび、応募のあった事業計画について、外部有識者による評価結果も踏まえて選定し、本事業の支援対象とする案件を決定した。
今回、決定された支援対象案件の内訳は、電気バスを活用した事業が2件で、電気バス6台と充電設備6基が導入される。電気タクシーを活用した事業では6件で、電気タクシー11台、PHVタクシー16台、充電設備7基が導入される。そして電気トラックを活用した事業では1件で電気トラック1台が導入される。
これらの案件に対する支援内容は、電気バスとその充電設備が、導入費用の2分の1。電気タクシー・トラックとその充電設備が、導入費用の3分の1。燃料電池タクシーが導入費用の2分の1。ただし、これらの支援を受けられるのは事業用自動車に限る。