ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は6月25日、BMW『535i』などのエンジンに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、『535i』『130i』『325iツーリング』『523i』『523iツーリング』『525i』『525iツーリング』『528i』『528iツーリング』『530i』『530iツーリング』『X1 xDrive 25i』『X3 2.5si』『X3 xDrive 28i』『X3 3.0si』『X5 3.0si』『Z4 sDrive 23i』『135iクーペ』『335i』『335iツーリング』『335iクーペ』『335iカブリオレ』『535iツーリング』『535iグランツーリスモ』『640iクーペ』『640iカブリオレ』『X3 xDrive 35i』『X5 xDrive 35i』『X6 xDrive 35i』の29車種で、2009年9月24日~2011年10月10日に製造された8616台。
インテーク側及びエキゾースト側の可変バルブ タイミング システムの調整ユニットにおいて、ボルトの強度が不足しているため、当該ボルトが破損することがある。そのため、システムが適切に作動せず、エンジン警告灯が点灯しエンジン不調となり、最悪の場合、走行中にエンジンが停止するおそれがある。
全車両、当該ボルトを対策品に交換する。また、当該ボルトに緩みや破損がある場合は、対策品のボルトを組み込んだ新品の調整ユニットに交換する。
不具合発生件数は24件で、ドイツ本国からの情報により発見した。事故は起きていない。