丸紅情報システムズ(MSYS)と、セグウェイジャパンは6月24日、3Dプリンタを活用して搭乗型移動ロボット「セグウェイ」用のカスタマイズパーツを開発する共同プロジェクトをスタートすると発表した。
セグウェイは、クリーンな移動手段であることに加え、直観的な操作で走行する優れたインターフェイス、コミュニケーションの創出など、新しい価値を携えたパーソナルモビリティの代表格として全世界で利用されている。
一方MSYSは、3Dプリンタ世界トップシェアを誇るストラタシス製システムの販売元だ。今回両社は、セグウェイと3Dプリンタの可能性・将来性に共通点を見出し、共同開発プロジェクトを発足。3Dプリンタによる直接生産で新たな要求・必要性に対するカスタマイズパーツを開発、そして市場投入までのスピードを上げることで、国内外のパーソナルモビリティの多様化、また相互のビジネス拡大につなげていく。
セグウェイジャパンは主に市場調査や製品企画、拡販を担い、MSYSは主に自社の知見による設計コンサルティングと3Dプリンティングを担当し、同プロジェクトを推進。今後1年間をめどに、カスタマイズパーツの開発や実証実験を共同で実施し、実用化に向けた取り組みを行う。