【ツール・ド・スイス14】第6ステージは大番狂わせ…驚異の追い上げでトレンティンが冠

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チームワークが功を奏し、ステージ優勝を飾ったマッテーオ・トレンティン(オメガファルマ・クイックステップ)
  • チームワークが功を奏し、ステージ優勝を飾ったマッテーオ・トレンティン(オメガファルマ・クイックステップ)
  • チームワークが功を奏し、ステージ優勝を飾ったマッテーオ・トレンティン(オメガファルマ・クイックステップ)
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ツール・ド・スイス第6ステージが、6月19日、ビューレン・アン・デア・アーレからドレモンまでの192.8kmで争われた。

この日は、山岳ポイント4つを含むアップダウンのあるコース。序盤から逃げていたミハエル・アルバジーニ(オリカ・グリーンエッジ)ら4選手が残り37kmで吸収されると、上り区間でチームスカイがペースを上げて、有力スプリンターらをふるい落としていく。

その後もワレン・バルギル(ジャイアント・シマノ)、ポイント賞ジャージのペーター・サガン(キャノンデール)らがアタックを試みるが、最後は集団がまとまってスプリント勝負へ。リーダージャージを着るトニー・マルティン(オメガファルマ・クイックステップ)自らのリードアウトからスプリントを開始したチームメイトのマッテーオ・トレンティンがステージ優勝を飾った。

2位はホイール半分の差でダニエーレ・ベンナーティ(ティンコフ・サクソ)、3位にはフランチェスコ・ガヴァッツィ(アスタナ)が続いた。

トレンティンは「もちろん、この勝利はうれしいよ。終盤はほとんど可能性を失っていたから、不思議だね。残り35kmで道が狭くなったところで、僕は足を着いて遅れたんだ。最後の上りで再び集団先頭に戻って、トニーをアシストした。でも、残り4kmでトニーが『OK、スプリントをするぞ』と言ったんだ。トニーは最高の仕事をしれくれたよ」と振り返った。

献身的な働きを見せたマルティンは、この日も総合首位を守っている。

【ツール・ド・スイス14】スプリント勝負でトレンティンがステージ優勝

《光石達哉@CycleStyle》

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