2014年米国初期品質、ポルシェが2年連続の首位…JDパワー

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新型ポルシェ・911カレラ
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米国の大手調査会社、J.D.パワーは6月18日、「2014年米国自動車初期品質調査」の結果を発表した。ブランド別の初期品質ランキングでは、ポルシェが2年連続の首位に輝いた。

今年で28回目となる米国自動車初期品質調査は、2014年モデルを新車で購入、またはリースした顧客を対象に、納車から90日後の初期品質について尋ねた。質問項目は、製造不具合や設計不具合など、合計233項目。調査は2014年2月から5月にかけて行われ、8万6000人以上から回答を得ている。

ブランド別の初期品質調査の結果は、100台当たりの不具合指摘件数、PPの少ない順にランキング。トップ10は以下の通り。

1:ポルシェ(74PP)
2:ジャガー(87PP)
3:レクサス(92PP)
4:ヒュンダイ(94PP)
5:トヨタ(105PP)
6:シボレー/キア(106PP)※同率
7:BMW/ホンダ(108PP)※同率
8:リンカーン(109PP)
9:アウディ/クライスラー(111PP)※同率
10:キャデラック/メルセデスベンツ/ボルボ(115PP)※同率
業界平均は116PP

ポルシェが2年連続でナンバーワン。100台当たりの不具合指摘件数PPは、前回調査の80PPから74PPへ、6PP減らしており、顧客の初期品質に対する満足度がうかがえる。

2位のジャガーは、前回調査の8位から、2位へと大きく順位を上げた。PP値は、前回調査の104PPから87PPへ、17PPも改善。

3位のレクサスは、前回調査と同じ順位。PP値は、94PPから92PPへ、2PP向上。

この他、韓国メーカーが躍進。ヒュンダイは、前回調査の9位から、今回は4位に上昇。PP値も106PPから94PPへと大きく減らした。キアも9位から6位へ上昇している。

《森脇稔》

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