てんかん発作を起因とした衝突事故に危険運転容疑を初適用

今月7日に北海道札幌市東区内の道道でワゴン車を運転中にてんかん発作を起こし、対向車と衝突する事故を起こしたとして、北海道警は10日、同区内に在住する26歳の男を自動車運転死傷行為処罰法違反(危険運転、無免許運転)容疑で逮捕した。

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今月7日に北海道札幌市東区内の道道でワゴン車を運転中にてんかん発作を起こし、対向車と衝突する事故を起こしたとして、北海道警は10日、同区内に在住する26歳の男を自動車運転死傷行為処罰法違反(危険運転、無免許運転)容疑で逮捕した。

北海道警・札幌東署によると、問題の事故は2014年6月7日の午前4時5分ごろ発生している。札幌市東区北20条東7丁目付近の道道(片側2車線の直線区間)を走行中のワゴン車が斜行するようにして対向車線側へ逸脱。対向車線を順走してきた乗用車と正面衝突。さらに道路右側の電柱に衝突した。この事故で対向車を運転していた白石区内に在住する79歳の男性が打撲などの軽傷を負っている。

ワゴン車を運転していた同区内に在住する26歳の男はてんかん発作を起こしており、事故直後は意識が無い状態だった。また、運転免許の取得歴が無いことも判明。2009年にも無免許でひき逃げ事件を起こしていたこともわかった。

聴取に対して男は「てんかん症状があるため、免許は取れないと思っていた」などと供述。警察は正常に運転できる状態ではなかったものと判断し、男を危険運転や無免許運転の容疑で逮捕した。

5月20日から施行された自動車運転死傷行為処罰法では、てんかん症状や精神障害など、特定の病気を起因として発生した事故についても危険運転致死傷を適用できるようになったが、実際に適用したのは今回が全国で初めてのケースとなる。

警察では男が日常的に無免許運転を繰り返してきたものとみて、調べを進めている。
《石田真一》

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