【新聞ウォッチ】乗客戸惑う?東急渋谷駅に次いで西武池袋駅も大変身

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2014年6月12日付

●電力小売り大競争時代、ネットとセット割引も(読売・2面)

●西武池袋駅改装へ、40年ぶり、完成は16年3月(読売・10面)

●日米自動車協議決着至らず継続(読売・11面)

●残業代ゼロ不安拡大「働き過ぎ、過労死増える」 (朝日・9面)

●株主総会分散進む、集中27日でも4割弱(朝日・9面)

●ルマン14日午後スタート、24時間時速300キロの死闘(朝日・19面)

●日産情報流出元社員を釈放、横浜地検、処分保留(朝日・37面)

●ガソリン7週連続値上げ、原油価格連動に変動(毎日・8面)

●トマトの皮から自動車内装品、米フォード(日経・7面)

●ヒルズ開業の虎ノ門、国際的ビジネス街目指す(産経・28面)

●トヨタ世界226万台リコール、エアバッグ不具合(産経・29面)

●三菱重工と買収提案、シーメンス仏社エネ部門、1兆円計画(日経・11面)

●ヤマトなど8社共同で輸送、運転手不足で対策(日経・1面)

●ホンダ四輪、アジアで逆襲、販売・生産国別に戦略、タイ一極集中を転換(日経・9面)

●ピックアップ、タイで生産、日産の新型車「ナバラ」(日経・9面)

●トヨタ、カザフで生産開始(日経・13面)

●ルネサス再建見えぬ成長(日経・13面)

ひとくちコメント

東京都心で2番目の高さの地上52階建ての複合ビル「虎ノ門ヒルズ」が港区の虎ノ門に開業した。

羽田空港や東京五輪の選手村となる湾岸地区と競技会場を結ぶために整備中の都道環状2号線の上にそびえ立つ。メディアも「国際都市・東京の新しい顔になりそうだ」などと、伝えている。

6月11日の開業を祝うセレモニーではマスコットキャラクターの「トラのもん」らによるテープカットが行われたが、一方でこの日は、西武鉄道が主要拠点の池袋駅を40年ぶりに改装することを発表した。きょうの各紙が「西武池袋駅華やかに刷新」(日経)などと、都内版などで取り上げている。

それによると、光り輝く「太陽」をイメージしたデザインを取り入れ、案内看板は、日英中韓の4か国語対応で他路線との乗り換えなどをしやすくするという。総事業費は約61億円で、東京五輪開催前の2016年3月の完成を目指すそうだ。

ターミナル駅の衣替えでは新宿駅や東京駅に次いで渋谷駅も大改装中。だが渋谷駅はJR山手線や営団地下鉄銀座線、京王井の頭線から東急東横線の地下のホームまでの乗り換えには迷路のような通路を歩き、時間もかかり、戸惑う乗客も少なくない。

老朽化したビルや駅舎などをリニューアルする構想がまるで雨後の筍のように飛び出してくるが、すべては2020年の東京五輪・パラリンピックに向けての“見栄っ張り”のお色直しのように思えてならない。

《福田俊之》

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