【JPCAショー14】オールチタン製のバイクオブジェ、埼玉の中小企業が製作

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アスカエンジニアリングが製作したオートバイのオブジェ
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東京ビッグサイトで開催された「JPCAショー2014(第44回国際電子回路産業展)」には、電子機器に欠かせない部品や技術が目白押しだ。その中で、驚くべきオブジェを発見した。それは30cm弱の大きさのバイクで、極めて精密にできている。

「うちはチタンを加工して電極などを製作している会社で、技術力をアピールするために、その端材をつかってオートバイをつくってみたんです」と製作したアスカエンジニアリング(本社・埼玉県上尾市)の棚岡伸光社長は話す。

部品は本物のバイクのように分解でき、ブレーキもクラッチもサスペンションも動くようになっている。さらに、チェーンは1個1個小さな部品を溶接して組み上げ、ちゃんと回るのだ。「ラジコン用のエンジンに積み替えれば、走らせることができると思う」と棚岡社長。

そのため、来場者の関心も高く、売ってほしいという人が続出しているという。その中にはオートバイメーカーの関係者もおり、「お金を出すのでうちのバイクをつくってくれないか」と依頼されたこともあった。

「これからも機会を見て、第2弾、第3弾のものをつくって、技術力の高さをアピールしていきたい」と棚岡社長は熱く話していた。

《山田清志》

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