米国に本拠を置くタイヤ製造大手、グッドイヤーは5月29日、米国に新工場を建設する計画を発表した。
新工場は、新車装着および交換用タイヤの両市場において、グッドイヤーが長期に渡る成長を持続することを目的に建設するもの。
グッドイヤーは総投資額として、およそ5億ドル(約500億円)を想定。新工場は2017年前半に操業を開始し、タイヤの年産能力は約600万本を見込む。
なお、工場の建設地は、現在選考中。グッドイヤーによると、北米と南米の顧客の双方にタイヤを供給するのに、最適な場所を選ぶ予定という。
グッドイヤーのリチャード・J・クレーマー会長兼CEOは、「北米と南米で、グッドイヤーのタイヤに対する需要が伸びている。今こそ、米国の生産能力引き上げに向けた投資を行う最適なタイミング」と語っている。