ヤマハ発動機は、異なる生産形態に柔軟かつ効率良く対応可能な汎用性とクラス世界最速(最適条件時)の9万CPHの搭載能力を両立した表面実装機の新製品、高効率モジュラー「Z:LEX YSM20」を7月1日から発売する。
Z:LEX YSM20は、2ビーム2ヘッド構成の小型超高速モジュラー「YS24」と小型高速汎用モジュラー「YS24X」、1ビーム1ヘッド構成の高速汎用モジュラー「YS100」、多機能異形モジュラー「YS88」の現行4モデルの機能を1台に集約。1種類のヘッドで小型チップから大型部品まで対応できる「1ヘッドソリューション」をコンセプトとし、高い生産性に加え、多様な部品への対応力、段取り作業性にも優れた生産効率を追求した。
新製品では、X軸構成を2ビームあるいは1ビームから選択可能な共通のプラットフォームに、ヘッドやテープフィーダー、搬送システム、トレイ供給装置などの仕様を選択。顧客の生産形態に合わせた最適な実装ラインを構築できる。