5月27日のインドルピー相場は月末のドル買い気運の影響で、一日の中での下げ幅が過去2ヶ月で最も大きくなったとエコノミックタイムスが報じた。
ナレンドラ・モディ氏が26日に大統領就任宣言を行ったことを受けて、投資家らはその政策方針に注目していた。
7月初旬までに決定される見通しの予算案によって、インド国内市場が自信を取り戻すことが期待されることから、新たな財務大臣となったアルン・ジェトリー大臣に投資家からの注目が集まる。
27日にはインドルピーは対1米ドル58.79インドルピーから59.11インドルピーの間で推移し、59.04から59.05ルピーの終値をつけた。