吾妻線、10月から3駅がSuica一部対応へ…大都市近郊区間も拡大

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10月1日初発から吾妻線の3駅がSuicaのサービスに一部対応する。Suicaとの相互利用サービスに対応した交通系ICカードでも利用できる。
  • 10月1日初発から吾妻線の3駅がSuicaのサービスに一部対応する。Suicaとの相互利用サービスに対応した交通系ICカードでも利用できる。
  • 吾妻線3駅のSuicaサービス一部対応にあわせて東京近郊区間も拡大。吾妻線全区間が近郊区間に組み込まれる。

JR東日本は5月26日、吾妻線内の3駅をICカード「Suica(スイカ)」の一部対応駅にすると発表した。10月1日の初発から実施する。

新たにSuicaのサービスが一部利用できるようになるのは、中之条、長野原草津口、万座・鹿沢口の3駅。Suicaの首都圏エリア各駅と今回利用可能になる3駅との間を乗車する場合、または今回利用可能となる3駅の相互間を乗車する場合、Suica、またはSuicaとの相互利用を実施している交通系ICカードで利用することができ、1円単位運賃が適用される。ただし3駅ではSuicaの発売や払い戻し、再発行は行わず、3駅を含むSuica定期券も発売しない。

同時に大都市近郊区間も拡大し、吾妻線全区間が首都圏エリアの大都市近郊区間(東京近郊区間)に組み込まれる。大都市近郊区間内のみを乗車券か回数券で利用する場合は、実際に乗車する経路に関わらず最も安くなる経路で計算した運賃で乗車することできる。ただし乗車券の有効期間は利用当日のみで、途中下車することもできない。

《草町義和》

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