GMの大規模リコール、第2四半期の対策費用が4億ドルに倍増

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大規模なリコール(回収・無償修理)が発覚した米国の自動車最大手、GM。同社が、2014年第2四半期(4-6月)に計上するリコール対策費用が、倍増する見通しとなった。

これは5月20日、GMが明らかにしたもの。同社は、「2014年第2四半期に計上するリコール対策費用が、およそ4億ドル(約400億円)に倍増する見通し」と公表している。

5月15日のGMの発表では、2014年第2四半期に計上するリコール対策費用の見通しは、およそ2億ドル(約200億円)だった。それからわずか5日後の5月20日、この費用が2倍に膨らんだ。

リコール対策費用の見通しが2倍になったのは、GMが5月20日、米国市場で242万台を追加リコールすると発表したため。新たに発見された4件の不具合が、リコール対策費用を倍増させる要因になった。

これで、GMが2014年第2四半期に計上するリコール対策費用は、合計9件のリコールに対応するものとなる。

《森脇稔》

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