ヒュンダイ「欠陥車ではない」 米国での賠償命令に控訴

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米国で韓国のヒュンダイモーター(現代自動車、以下、ヒュンダイ)の車が事故を起こし、乗員が死亡。この賠償を巡る裁判の判決で、ヒュンダイ側に約250億円の賠償が命じられた。ヒュンダイはこれに控訴する意向だ。

事の発端は2011年7月、米国で起きたヒュンダイのスポーツクーペ、『ティブロン』の事故。この事故でティブロンは、センターラインを越えて、GMのポンテアック『グランダム』と正面衝突。ティブロンの乗員2名が死亡した。

この事故を巡って、遺族がヒュンダイを提訴。ティブロンのステアリングナックルが折れて、車両が制御不能に陥ったために、事故が起きたと主張していた。

5月13日、米国モンタナ州の裁判所で、この裁判の判決が言い渡された。陪審員は遺族の主張を認め、ヒュンダイに2億4800万ドル(約250億円)の巨額賠償を命じている。

ヒュンダイはこの判決を不服として、控訴する意向を表明。その理由として、「ステアリングナックルが折れたのは、事故の前ではなく、事故の後。225km/hもの相対速度で正面衝突すれば、ステアリングナックルは折れる。実際、衝突した相手側のポンテアックグランダムのステアリングナックル(ティブロン用とは別のサプライヤー製)も、衝突時の衝撃で折れていた」と主張する。

さらに、ヒュンダイ側は、「ティブロンの乗員2名は、シートベルトを着用していなかった」と強調。事故の原因がヒュンダイ車の欠陥と結論づけた判決に、真っ向から反論している。
《森脇稔》

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