タイ軍が実質的なクーデター、今後のシナリオは?

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バンコクのタクシン元首相派団体事務所前(20日)
  • バンコクのタクシン元首相派団体事務所前(20日)
  • バンコク・ウタヤーン通りの政府支持派集会場近く(20日)
【タイ】タイの政治混乱は陸軍による戒厳令布告で新たな局面を迎えた。

 プラユット陸軍司令官は「クーデターではない」と主張しているが、政府の権限を奪い、テレビ局、ラジオ局に兵士を送り込み放送内容を管理する手法は実質的なクーデターといえる。陸軍司令官は今日中に、各省の次官、局長、県知事らとも会談する予定だ。

 今後の焦点は軍がタクシン元首相派、反タクシン派のどちらにつくかだ。

 タクシン派政府側に立つ場合は、反政府デモを抑え込んで議会下院選を実施させる。

 反タクシン派につく場合、タクシン派の選挙管理内閣を総辞職させ、反タクシン派が多数を占める上院で新たな内閣を発足させる見通し。

 プラユット司令官は2010年のタクシン派デモの鎮圧を指揮し、反タクシン派政権で陸軍司令官に就任した。就任時には強硬な反タクシン派と目されたが、昨年後半から続く今回の政争では中立を標榜、事態の合法的な収拾を主張し、クーデターを行わないと繰り返していた。
《newsclip》

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