ひき逃げ容疑者、自ら警察に出頭してきて逮捕

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11日に埼玉県所沢市内の県道で発生した死亡ひき逃げ事件について、埼玉県警は13日までに東京都小平市内に在住する48歳の男を自動車運転過失致死や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。自ら出頭しており、容疑を大筋で認めている。

問題の事故は2014年5月11日の午前4時15分ごろ発生している。所沢市大字北秋津付近の県道(片側1車線の直線区間)で、車道に座り込んでいたとみられる35歳の男性に対し、進行してきた乗用車が衝突。男性はこのクルマにひきずられて全身を強打し、収容先の病院で死亡したが、クルマはそのまま逃走していた。

警察では路上に残されていたタイヤ痕などから車両の特定作業を進めていたが、12日午後になって48歳の男が警察へ出頭。「帰宅途中に事故を起こしてそのまま逃げた」などと申告。その後の車両検証で、現場に残されていたタイヤ痕と、容疑車両のタイヤパターンが一致したことから容疑者と断定。13日までにひき逃げ容疑で逮捕している。

聴取に対して男は「怖くなって逃げた」などと供述しており、警察は事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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