プレス工業、建設機械部品事業の不振を自動車関連事業でカバー…2014年1-3月期決算

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プレス工業が発表した2014年3月期連結決算は、経常利益が前年同期比4.5%増の100億9800万円と小幅な増益となった。

自動車関連事業は、国内向け普通トラック、小型トラックの部品が好調だったが、輸出は普通トラックのノックダウン部品が減少した。輸出の小型トラック部品は、北米向けが好調だった。米国工場も好調に推移した。

建設機械関連事業は、中国、東南アジアでの需要減少、資源価格下落に伴う鉱山機械需要の減少で減収となった。

全体の売上高は同4.9%増の1836億1800万円となった。営業利益は自動車関連事業の増収効果などで同5.8%増の94億円だった。当期純利益は同12.2%増の62億7000万円となった。

今期の通期業績見通しは、国内市場で消費税増税前に発生した駆け込み需要の反動減が予想されることや、タイ、中国、インドネシアの各市場が先行き不透明なことから、売上高が同2.0%減の1800億円、営業利益が同4.3%減の90億円、経常利益が同15.8%減の85億円、純利益が同13.9%減の54億円と減収減益を予想する。

《レスポンス編集部》

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