今回の選挙を受けて安定した政権が確立すれば、インドルピーの急騰が起こるという一般的な見方に対し、2015年3月まではリザーブ・バンク・オブ・インディア(RBI)が1米ドル57インドルピー以上になる可能性は低いという見解を示した。
エコノミックタイムスが報じた。
計15名の証券業者や銀行家に取った世論調査では、インドルピーが57から58のレベルまで強くなると答えたのはわずか4名で、その他の多くは60から64の間を保つだろうと答えた。
海外投資家の積極性が国内投資家の感情への良い刺激とはなっているものの、全体的な要素が変化するには時間がかかると見られている。
今後まず政府がすべきことは、長らく膠着状態となっていたインフラ整備等によって国内の投資家の気運を高めることであるという。