阪神高速道路は、5月10日(土)、11日(日)の2日間にわたって、大阪市北区のグランフロント大阪北館で、開通50周年記念「阪神高速展」を開催した。
この阪神高速展では、日頃おなじみの黄色いパトロールカー、道路巡回車(黄パト)を展示した。道路巡回車とは、阪神高速道路を常時パトロールして道路の安全を守る頼もしい車だ。
事故や渋滞が発生した時には、現場に急行して車線規制や事案の処理にあたる。ベースはランクル200型で、ルーフに車線規制の表示板とパトライトが装備されている。
インパネには、ルーフの表示板の操作盤が設けられており、操作盤の右端には表示板の起立ボタンや、格納ボタンが並び、中央には表示板の表示内容を選択する番号表示が点灯している。インパネの下部には、サイレンのスイッチがある。
説明員によると、「V8・4.6リッター・エンジンの威力で、路上で故障した大型トラックを牽引することもできる」という力持ちだ。