アハマド・フスニ・ハナズラ第2財務相は、2015年度予算案について生活費負担の軽減や補助金の合理化に注力した内容になると明らかにした。ザ・サンが報じた。
特に生活費の高騰に対する対策を優先すると述べた。また補助金の削減を行い、削減により得た資金を特定のグループなどに充てる方針を明らかにした。
またマレーシア・グローバル・イノベーション&クリエイティブ・センター(MaGIC)が4月にナジブ・ラザク首相とマレーシアを訪問したバラク・オバマ米大統領の臨席の下で正式開業したことを挙げた上で、アハマド第2財務相は起業家支援にも注力していく方針だと述べた。起業家セクターが経済成長を支える重要な要素であるとの見解を示した。
同相によると、予算案に関する協議は26日からスタートする。ナジブ・ラザク首相(財務相兼任)が議長を務める。産業及び銀行セクターや様々な非政府組織(NGO)の代表者約400人が参加する。