いすゞ自動車は5月12日、2014年3月期(通期)の連結決算を発表した。
それによると、売上高1兆7608億円(前年同期比+6.4%)、営業利益1742億円(+33.2%)、経常利益1866億円(+31.7%)、純利益は1193億円(+23.6%)。各利益項目で過去最高を達成した。
連結会計年度の総販売台数は、49万5886台(-7.1%)。内訳は国内が6万8457台(+8.2%)。復興需要や政府の景気刺激策等により順調だった。海外は、北米・中近東・アフリカにおけるトラック販売は堅調だったが、タイの市場環境が減速し、トラックおよびピックアップトラックの販売減少が影響し、42万7429台(-9.2%)となった。
損益についても、売上高の増加やコスト体質の改善、円高是正による影響もあり、大幅な増益となった。
今期の業績見通しについては、売上高1兆8400億円(+4.5%)、営業利益1650億円(-5.3%)、経常利益1750億円(-6.2%)、純利益1000億円(-16.2%)とした。