スズキ鈴木会長「日本の軽自動車は今や世界に通用する」

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スズキの鈴木修会長兼社長は5月9日の決算会見で、排気量660ccの軽自動車について、「いまや世界に通用する時代がやってきた」と話し、アジア諸国で人気があるとの感想を漏らした。

軽自動車は日本独自の規格で、排気量をはじめ大きさなどの制限がある。そのため、「ガラ軽」などと言われ、世界に通用しないという見方も出ている。それに対し、鈴木会長は「そんなことはない」と力説し、こう続ける。

「インドのマルチで1000ccの車を100万台生産しているが、そのほとんどが『ワゴンR』や『アルト』の軽自動車の車体を使っている。しかも、日本の660ccのエンジンのほうが性能がいい」と鈴木会長。

先日、その軽自動車をインドに送ったところ、その性能の良さに現地人が驚いたそうだ。パキスタンでも状況は同じで、現地の人から「660ccで十分」との声が上がっているという。

「限られた制限の中でチャレンジしたということが意外な効果を生んだ」とは鈴木会長の弁だが、なにしろ軽自動車の進化はここ数年めざましいものがあり、燃費にしてもリッター30kmが当たり前。乗り心地も申し分なく、小型車以上に車内が広い車種もある。鈴木会長が言うように、これから世界で660ccの軽自動車のままで使ってもらえる時代が来るのかもしれない。
《山田清志》

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