JR四国、丸亀~琴平間開業125周年で出発式

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丸亀~琴平間の開業125周年を記念したヘッドマーク。121系ワンマン改造車2編成に取り付ける。
  • 丸亀~琴平間の開業125周年を記念したヘッドマーク。121系ワンマン改造車2編成に取り付ける。
  • 125周年を記念したのぼり旗も丸亀~琴平間各駅などで掲出する。

JR四国は5月23日、丸亀~旧・多度津~琴平間の開業125周年を記念し、多度津駅(香川県多度津町)で出発式を開催する。

丸亀~旧・多度津~琴平間は1889年5月23日、讃岐鉄道の路線として開業。当時の多度津駅は多度津港に近い現在のJR多度津工場に設置され、ここから丸亀方と琴平方の二手に分かれる形で線路が延びていた。その後、山陽鉄道による讃岐鉄道の買収と国有化、路線の延伸、多度津駅の移転を経て、現在は丸亀~多度津間が予讃線の一部、多度津~琴平間が土讃線の一部となっている。

開催時間は11時から11時28分まで。多度津駅の3・4番線ホームで11時15分着・28分発の琴平行き普通列車の出発式を行う。当日は讃岐鉄道の廃線跡などをたどる記念ウォーク(多度津駅12時45分集合、16時30分頃解散)も行われる。

このほか、5月23日から2カ月程度、121系ワンマン改造車2編成に125周年記念ヘッドマークを取り付けて運転。丸亀~多度津~琴平間の6駅と多度津工場では記念のぼり旗を掲出する。

《草町義和》

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