コンビニエンスストア国内最大手の7イレブン・マレーシア・ホールディングスは8日、目論見書を発表。5月30日に予定している新規株式公開(IPO)を通じて7億3185万リンギを調達すると明らかにした。ニュー・ストレーツ・タイムズが報じた。
調達した資金のうち5億2000万リンギを設備投資に割り当て、全国で新たに600店舗を開設し、既存の1500店舗の改装を行う。既にいくつかの店舗では改装に着手している。また、情報通信システムのアップグレードや物流拠点の建設も予定している。
IPOでは株式の43%にあたる5億3,030万株を公開する。1株当たりの価格は1.38リンギ。上場後の時価総額は17億リンギとなる見通し。
39.8%に当たる4億9080万株を機関投資家に、残りを一般投資家向けとする。
7イレブン・マレーシアは1984年に初の店舗をオープン、昨年の売り上げは16億7000万リンギで純利益は5178万リンギだった。