警察はソマリア南部を中心に活動するイスラム勢力、アル・シャバブに属するソマリア人の男(34)をセランゴール州で逮捕した。男はテロ容疑で国際刑事警察機構(インターポール)から指名手配されていた。ザ・スターが報じた。
アル・シャバブはソマリアで有力なイスラム勢力で、特に南部、中部で支配地域が広い。国際テロ組織、アルカイダと交流があるとされる。
消息筋によると、アル・シャバブのメンバー6人が最近、学生や観光客を装いマレーシアに入国しており、仲間をかくまうための拠点設置を計画していた。
警察幹部のモハメド・バクリ氏は「アル・シャバブのメンバーが潜んでいる、あるいは何かの行動を計画している可能性があり、わが国の安全を脅かす。マレーシア内の彼らのネットワークを明らかにする」と説明した。