フランスの自動車大手、PSAプジョーシトロエンは5月7日、DSブランドのCEOに、イヴ・ボンヌフォン氏を起用すると発表した。
PSAプジョーシトロエンは4月中旬、2014-2018年の中期経営再生計画、「バック・イン・ザ・レース」を発表。新たに、3ブランドの役割を明確に分ける方針が示された。
3ブランドとは、現在の「プジョー」、「シトロエン」に加えて、シトロエンの高級レンジ、「DS」を独立させるのが特徴。今後、PSAプジョーシトロエンは、3ブランド体制に移行。シトロエンを低価格セグメント、プジョーを中価格セグメント、DSを高級価格セグメントに位置づけ、3ブランドの役割を明確にする。
今回、PSAプジョーシトロエンは、DSブランドのCEOに、イヴ・ボンヌフォン氏を起用すると発表。イヴ・ボンヌフォン氏は現在、シトロエンのCEO代理を務め、またPSAプジョーシトロエンの企業戦略を統括する立場にある。
なお、イヴ・ボンヌフォン氏は6月1日付けで、DSブランドのCEOに就任する予定。PSAプジョーシトロエンのカルロス・タバレスCEOに、業務の進捗状況を直接報告する体制を敷く。